簡単美味しい土鍋ごはん
土鍋でご飯を炊くと美味しいって知っていますか?
最近は土鍋のように炊ける、おこげも出来る、なんていうキャッチコピーの炊飯器もありますが、シンプルに土鍋炊飯に慣れてしまえば案外簡単にしかも炊飯器よりも早く美味しいご飯が炊けるのです。
我が家では発芽発酵玄米を主食にしていますが、小さい子どもは玄米の匂いや食感が苦手な事が多いので、たまに雑穀をたっぷり入れた8分づきのお米を炊いています。
熊本の原農場さんの雑穀畑はとっても美味しくてお勧めです。化学肥料、農薬不使用の上大容量でお安いので安心してたっぷり使えます。
土鍋ご飯の炊き方
お米 3合
水 600cc(1合に対して200cc)
(雑穀を入れる場合は1合に対して大さじ1杯〜、雑穀と同量の水を追加)
キッチンタイマー
あれば竹炭
1、ボールに目の細かいザルを重ねてお米を洗い、一度ザルにあげて水を切ります。(この時ボールにたまったとぎ汁を流さずに、布巾洗いに使うと米糠の力できれいになりますよ。)
2、土鍋に分量の水と雑穀、雑穀分の水を足して、(無農薬でないお米の場合は竹炭を入れると農薬の除去になります。)蓋をします。そのまま30分置いて吸水させます。
3、ガスコンロの中火にかけます。
(蒸気が上がってくるまで側にいる必要がありますが、夕食の準備など有意義に使ってください 笑)
4、勢いよく蒸気が上がってきたら、弱火にしてタイマーを12分かけます。
5、12分経ったら火を止めてそのまま10分ほど蒸らし、鍋底から大きく切るようにふんわりと混ぜて出来上がりです。
雑穀米のススメ
スーパーに売られているお米は精米されたものが一般的ですね。
私の住む地域は農村なのでお米は農家から直接玄米で購入し、5分づき、8分づき、玄米と自分で選んで精米することが出来ますが、都市部にお住まいの方には玄米で手に入れる事自体ハードルが高いかもしれません。
そこでおすすめなのが白米に雑穀米を混ぜる事です。白米は精米することによってビタミン、ミネラルなどの栄養素や食物繊維を失っているので、毎日の主食としては糖質過多、栄養不足が気になります。
雑穀には主に黒米、赤米、押麦、きび、あわ、ひえ、などがブレンドされていますが、これらの雑穀にはビタミン、ミネラル、食物繊維、マグネシウム、鉄、亜鉛などが豊富に含まれています。
これらの栄養成分が血糖値の上昇を抑え、抗酸化作用で老化や生活習慣病の予防に効果を発揮することがわかっています。また、消化を助けることで腸内環境を改善し、元気を回復する効果も期待できます。
是非、毎日のご飯に雑穀をプラスしましょう!
香ばしくて美味しいので玄米の苦手な我が家の末っ子も、喜んで食べています。