健康甘酒習慣

料理

忙しい朝の味方

今日は頑張らなくちゃいけないのに、食欲がない朝。皆さんどうしていますか?

朝は排泄の時間。昨日食べたものを消化し、デトックスする大切な時間ということをご存知ですか?

実は朝食は無理に食べなくてもいいのです。

古くから日本人は1日2食が基本でした。日の出と共に起床し、早朝からの労働の後お昼前に食事を取り、午後の労働の後は早めの夕食を食べ、日が沈むと就寝する。そういう時代が長く続いていました。

1日3食になった時期は諸説ありますが、一説には江戸中期と言われその歴史はそれほど古くありません。

私たちの体は古くからの習慣を記憶しているので、成長期や激しい肉体労働者でなければ1日2食で十分といえるかも知れません。

朝一番に白湯を飲むことで胃腸を刺激することは大切ですが、食欲もないのに無理に食べることはかえって体に負担をかけ午前中の集中力をなくす原因になることもあるのです。

そんな時おすすめなのが甘酒です。

我が家は一度に大量に作って冷蔵庫にストック。

時間がない時はそのままで、余裕があれば豆乳(無調整)やアーモンドミルク(無糖)で割って温めて頂くと、体も心もぽっかぽか!元気が湧いてきます。

「飲む点滴」と言われる甘酒にはブドウ糖、必須アミノ酸、ビタミンB郡などの栄養価がたっぷり!腸内環境を整え、お肌の調子も整えてくれます。

甘酒って甘ったるくて苦手、という方は酒粕を使った甘酒をイメージされていないでしょうか。

私がお勧めしたいのは「麹で作る甘酒」です。麹菌の酵素が作る「ブドウ糖」の優しい甘さの上、アルコール分は入っていないのでお子様も一緒に楽しむ事ができるのです。

お子様のおやつにはココアパウダーやきな粉、すりごまを入れたアレンジや、すりおろした生姜もおすすめです。バナナやりんごと一緒にスムージーにしたり。

「今日の甘酒何味にする?」家族の楽しいひとときにも甘酒がおすすめです。

そのままで十分甘みがあるので糖分の添加は不要。ちょっと甘いものが欲しい時、甘酒が常備してあると幸せです。


寺田本家さんhttps://www.teradahonke.co.jp/は農薬、化学肥料不使用の原料で自然酒づくりをされている酒蔵さんです。「うふふのモト」はこだわりの米と乳酸菌で作られた発酵甘酒です。

意外と簡単!甘酒の作り方

生米麹 200g (乾燥麹でも同じ)

お米1合(より甘みが欲しい場合はもち米。半々にしてもOK)

おかゆを炊く水1200cc

必要なもの:炊飯器、温度計、ぬれ布巾

1、洗ったお米を炊飯器のお粥モードで炊飯する。(炊飯器にお粥の設定がなければ普通の炊飯で大丈夫)

2、お粥が炊けたら、炊飯ジャーを炊飯器から出してしゃもじで時々混ぜながら10分くらい冷ます。

3、お粥の温度が63度位に下がったら(麹を入れることでさらに温度が下がるので、麹が冷たい場合は65度位で投入するといいです)ほぐしておいた麹を投入し、混ぜ込む。

麹を混ぜた時点で60度になるとベスト。

(麹は温度が70度になると死んでしまい、55度〜60度で活発に活動するので、必ず温度を測ってください。)

4、保温にした炊飯器にジャーを戻し、蓋を全開にしてぬれ布巾をかけ8時間〜10時間保温する。

(ぬれ布巾が乾いたらしめらせ、出来れば時々混ぜる)

蓋を開けて55度〜60度を保ちます

5、粒がドロドロになって甘い香りがしてきたら完成。すぐに飲まない場合はポットなどに移して冷蔵庫で冷やします。(1週間ほどを目安に飲み切ってください。飲みきれない場合は冷凍しましょう)

6、豆乳割り、アーモンドミルク割、など分量はお好みで…

ミキサーで滑らかにすると飲みやすくなります。


空いている炊飯器がない、小さい子がいるから開けっ放しは難しい、という時は温度管理をしてくれるヨーグルトメーカーを使用するのがお勧めです。

マルヤス味噌さんの米麹は安心安全にこだわり、出来立ての生きた美味しい麹です。すぐに使わない場合は冷凍保存も出来るので、我が家では届いたらすぐに小分けにして冷凍し、常温で解凍してから使用しています。


甘酒の健康効果

保温するだけで簡単に作れる上、栄養満点の甘酒は、江戸時代には「栄養ドリンク」として庶民の間で親しまれてきました。

甘酒に含まれるブドウ糖は素早くエネルギーに変わる上、ビタミン類による疲労回復効果が期待できます。

また食物繊維やオリゴ糖の作用で腸内環境が改善胃腸の負担軽減や便秘の解消につながります。

さらにアミノ酸の一種GABA(ギャバ)が抗ストレス作用をもたらし、血圧を下げ、コレステロールや中性脂肪を減らしてくれる効果、豊富に含まれるビタミン郡が新陳代謝を助け、皮膚や髪を美しくしてくれます。

また、コウジ酸がシミ、そばかすの原因であるメラニン色素の生成を抑制する効果のあることも分かっています。

そのほかにも肌の潤いを保たせたり、血管をしなやかにして血圧の上昇を抑えるなど、美味しいのにうれしい効用てんこ盛りです!

私も甘酒を毎日飲み続けてから肌の調子が良くなり、毎日鏡を見るのが楽しくなってきました。

高価な美容液は卒業して、麹菌で体の中から美しく健康になりましょう!


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